「うれしぱ」とはアイヌ語で「互いに育ち合う」「共に育つ」という意味。
私たちは、子どもと大人と社会が共に成長しながら、よりよい未来を共創するためのさまざまな活動を行っています。
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未来をひらく
うれしぱ保育園
社会をひらく
北海道は、都道府県の「魅力度ランキング」等の調査で常に上位に位置しています。しかし、その評価は主に旅行・観光といった「外からの視点」によるものです。もちろん、旅行・観光の目的地として選ばれるのは光栄なことですが、 この地で暮らす私たちにとっても、北海道は今よりもっとよい“社会”になるはずです。たとえば、誰もが生まれたことに歓びを感じ、ゆたかな学びと成長を得られる。 一人ひとりが生き生きと活躍でき、明るいエネルギーと活気ある交流から、これまでにない価値が生まれていく。そんな北海道の新たな可能性を実現するために、 みんなで理想を描き、語り合い、動きが生まれるような場所づくりを進めています。
大人をひらく
これまでの社会づくりの多くは自治体主導で行われてきましたが、今後はより一人ひとりの想いやつながりを大切にしてもよいのではないかと私たちは考えます。 といっても特別なことではなく。たとえば、大人になって新しいことを知ったり、やってみたかった習いごとにチャレンジしてみる。各分野の専門家の話を聞いたり、読書会などで他の参加者と意見を交換してみる。リカレント教育とも呼ばれる 学びや経験により、楽しく意欲的に生きる大人とそのコミュニティを増やしていきたい。そこから街が活性化するイベントが起きるような気運が生まれれば言うことはありません。 私たちは、そんな人と社会の可能性が芽ばえ、ふくらむ機会を広げています。
子どもとひらく
未来の共創は、世代を超えて取り組むべきもの。子どもたちも自らが“ひらく”主体となるように、私たちは、ゆたかな学びと成長の環境を整えています。 私たちが重視しているのは、第一にこの地で生きる幸せをぞんぶんに感じてもらうこと。たとえば、春は花咲く丘。夏は涼しき川辺、秋は木の葉彩る森、冬は雪に抱かれた山。 その中で子どもたちは仲間とのびのび遊び、学びながら、五感や想像力、共感力や集中力、工夫して成し遂げる力といった、言わば人間の基礎(根っこ)を養っています 。同時に、広義のアート活動に取り組み、気持ちや考えを表したり、伝え合う経験や歓びを広げています。自分と周囲の人々とこの地を愛し、それぞれの立場から 次代を切りひらいていく。 それが私たちが子どもたちを育むなかで抱いている希望です。